待機電力 意外な真実

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最近では家計の節約で待機電力を無くしましょうとあまり言われなくなりましたが、日経新聞の土曜日に入ってくる『日経プラス1』(2021年1月9日発行)の1面に待機電力の意外な真実が書かれていましたので紹介したいと思います。

一般家庭で待機電力が一番大きいものは何だと思いますか?

2021年1月9日(土)発行の『日経プラス1』によりますと、待機電力が一番大きいのはガス給湯器などを含む『ガス温水器』だそうです。

日経プラス1(2021年1月9日の記事)

ガス給湯器の待機電力が一番大きいとはビックリではないですか?

待機電力といえばテレビやBlu-rayレコーダー、エアコンを思い浮かべるのではないでしょうか?
私もそうでした。

待機電力についてネットで調べてみました

待機電力を節約したところで貯蓄を増やせるわけではありませんので、今まで待機電力について全く興味を持っていませんでしたが、待機電力についてネットでいろいろと調べてみました。

待機電力を節約しても貯蓄を増やすことができないのかは、このブログを最後まで読み進めていただくとご理解いただけると思います。

・待機電力ランキング

1位 ガス給湯器 19%
2位 テレビ 10%
3位 エアコン 8%
4位 電話機 8%
5位 BD・HDD・DVDレコーダー 6%
※H24年資源エネルギー庁省エネ対策課エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要『家庭の消費電力量に占める待機時消費電力量の割合』より

なんと待機電力消費量ランキングの上位5位までで待機電力量の半分を占めているそうです。

ガス給湯器の待機電力を❝0❞にできるの?

では、ガス給湯器の待機電力を❝0❞にできるのでしょうか?

現実的にそれは『無理』だと思います。

なぜならガス給湯器は屋外に設置されており、屋外にあるコンセントにつながれていますので、その都度コンセントを抜くという作業をするのは非現実的なことですし、今のような冬の季節ですと給湯器のコンセントを抜いてしまうと、給湯器の中の水が凍結をして給湯器を破損させてしまう恐れもあります。

ガス給湯器の操作パネルの電源をOFFにしたら?

給湯器の操作パネルの電源を『OFF』にしても、給湯器本体の中にあるマイコンに給電していたり、冬でも給湯器の中にある水道配管の水が凍結しないような仕組みになっていますので、操作パネルの電源を『OFF』にしてもコンセントを抜かない限り電力を使用しています。

とはいっても、ガス給湯器の電源のONとOFFとでは待機電力に差があるようです。

・電源ONとOFFの待機電力の違い

電源ONの時の待機電力:約7w

電源OFFの時の待機電力:約5w

ガス給湯器の電源OFFで節約できる電気代

では、ガス給湯器の電源をOFFにすることで年間の電気代を節約できるのでしょうか?

1年間の電気代は『消費w数÷1,000×24時間×365日×1kwあたりの電気料金』で算出できます。

では、やってみます。

電源ONの時
7w÷1,000×24時間×365日×28円=約1,717円
電源OFFの時
5w÷1,000×24時間×365日×28円=約1,226円
電源ONとOFFの時の差額
1,717円-1,226円=491円
※1kwh=28円として計算

給湯器の電源をOFFにすることで、年間の電気代を491円、月々になおすと約41円の節約になります。

ちょっと待って!! 節約できるのはそれだけ?

はい、電気代だけでいうと節約できるのは毎月たったの41円だけです。

☆★☆給湯器の電源OFFはそれだけではない!☆★☆

実は、給湯器の電源をその都度ON/OFFにすることで節約できるのは待機電力だけではありません。

給湯器のしくみは、一瞬でも給湯器の中を水が流れる(水圧がかかる)とガス給湯器のガスが着火します。

多くのご家庭では給湯器はお風呂の外側に設置されていて、それはキッチンからは遠い位置ではないでしょうか?

最近のキッチンや洗面化粧台の水栓はシングルハンドルレバーになっていて、水栓レバーが給湯側になったまま水栓を開けてしまうと、その瞬間にガスが点火されてしまいます。

先程も言いましたように、キッチンは給湯器は距離が離れていることが多く、お湯が出てくるまでに水道を使い終えてしまうようなときや、水で用事を済ませたいときに水栓レバーがお湯側になったまま水栓を開けてしまうと、その瞬間にガスが点火されてしまいます。
こういうことって結構ありますよね?

ですので、給湯器の電源は使うその都度ON/OFFした方が節約になります。

とはいえ、そのガス代も年間で数千円だとは思いますが・・・
詳しくシミュレーションしてませんので細かい金額までわかりませんが・・・(^^ゞ

と、いうことで待機電力の意外な真実というお話しでした。

待機電力の節約で貯蓄は増やせない

あ、最初の方で『待機電力を節約しても貯蓄を増やせない』といいましたが、もうお解りですよね。

資源エネルギー庁の報告書の待機電力ランキング上位5位までの中で年間を通して❝0❞にできるのはテレビ位のものですよね。
もうあと、強いて言えば春や秋などはエアコンの使い頻度が少なくなりますので、春・秋のオフシーズンはエアコンも待機電力を減らすことはできますかねぇ・・・

まぁ、最近では家庭用電話(いわゆる家電)が無いお宅も増えてきていますので、電話機にかかる待機電力はかかっていないお宅も多いと思いますが、BD・HDDレコーダーは予約録画をしますのでコンセントを抜くことができませんから待機電力は節約できません。

つまりは、待機電力をどれだけ頑張って節約したとしても年間で数千円から、行っても1万円まででしょう。月々になおすと1,000円も行かない金額です。

その金額を節約できて貯蓄に回すことができるかというと、ちょっと難しいのでは? と、思います。
家計簿をしっかりと付けていたとしても、『あぁ、今月は○○○○円節約できたからランチでも行こうかなぁ♪』といって消えて行ってしまうような金額ですよね。
えっ? そんなふうに思うのは私くらいですって?(^^ゞ

それよりも家計費の見直しはもっと効率のいい方法があります。

その方法は、またの機会に書きたいと思います。

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